K三九遺跡(読み)けーさんじゆうきゆういせき

日本歴史地名大系 「K三九遺跡」の解説

K三九遺跡
けーさんじゆうきゆういせき

[現在地名]北区北七条西六丁目など

北海道大学構内を中心とする一帯(北区北七条西六―一六丁目から同二十条西六―一六丁目にかけて)にある旧琴似ことに川流域の遺跡。明治二〇年代作製の旧琴似川流域の遺跡分布図(札幌市埋蔵文化財センター保管)では現在の札幌工業高校から道立衛生研究所、北大農場にかけて七五軒の竪穴住居跡が記載されている。また北大構内では当遺跡以外の場所でも遺物が出土しており、とくに続縄文時代終末の標式土器となった北大式土器は有名。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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