G.P. フリードマン(英語表記)George Philippe Friedmann

20世紀西洋人名事典 「G.P. フリードマン」の解説

G.P. フリードマン
George Philippe Friedmann


1902.5.13 - 1977.11.18
フランスの社会学者。
元・パリ工芸学院教授,元・パリ大学教授。
パリ生まれ。
第二次大戦中は対独レジスタンスに加わり、1948年パリ工芸学院教授となる。’49年からパリ大学教授を兼任し、’58年国連のラテン・アメリカ社会科学研究機関長となる。’59年「Sociologie du travail」誌を創刊し、高等研究院のマスコミュニケーション研究所設立に貢献する。デュルケームの分業論を批判し、人間労働の諸問題に切込み労働社会学を開拓する。フランスにおける労働社会学の創始者である。著書に「工業機械化の人間的問題」(’47年)、「人間労働の未来」(’51年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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