化学辞典 第2版 の解説
FeRAM(エフイーラム)
エフイーラム
ferroelectric random access memoryの略称.ゲート絶縁膜に強誘電体を用いた不揮発性メモリー素子のこと.強誘電体は電圧を加えて分極を起こさせると,その後,電圧が加えられていない状態でも分極状態を保持しているため,メモリーとしてはたらかせることができる.構造はDRAM(dynamic random access memory)に似ており,フラッシュラムよりも書き込みの耐久性にすぐれるとされる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報