CPM(読み)シーピーエム(英語表記)CP/M

デジタル大辞泉 「CPM」の意味・読み・例文・類語

シー‐ピー‐エム【CP/M】[control program for microcomputers]

control program for microcomputers初期パソコン用OS(オペレーティングシステム)。1974年米国で開発され、8ビットCPUを搭載したパソコンの標準OSとして採用された。米国マイクロソフト社のMS-DOS登場により市場から姿を消した。

シー‐ピー‐エム【CPM】[cost per mille]

cost per milleインターネット広告における広告料金単位の一。表示回数1000回当たりの料金をさす。コストパーミル。→イー‐シー‐ピー‐エム(eCPM)

シー‐ピー‐エム【CPM】[critical path method]

critical path method》米国の化学メーカー、デュポン社が開発した経営計画・管理手法作業計画を図式化し、全体費用最少になるように計画を立てる手法。

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DBM用語辞典 「CPM」の解説

コスト・パー・メール【CPM Cost per Mail】

(1)1ダイレクトメール当りの費用。郵税ばかりではなく、封筒代金、パンフレットレターなどの挿入物制作費用を含んだ費用。この費用をメール数で除算した数値。コスト・パー・メールとういう。メール一件当りのいくらの費用をかけたかを示す数値。(2)CPMとは、ある特定のサイトの広告聴衆1000人にかかるコストのことである。例えば、バナー広告1つが$15,000のサイトが、60万回の広告表示回数(インプレッション)を保証している場合、CPMは$25となる($15,000を600で割った数)。

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産学連携キーワード辞典 「CPM」の解説

CPM

「CPM」とはCritical Path Methodの略。プロジェクトにおける作業の内、遅れるとプロジェクト全体のスケジュールが遅れる作業列であり、クリティカルパスを明確にする手法のことを指す。クリティカルパスを明確にすることで、プロジェクトの遅延が出ないような作業スケジュールの設計や遅れた際の迅速な対応が可能となる。

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ブランド用語集 「CPM」の解説

CPM

CPMとはcost per millの略で1000人当たりの広告費用のことをいう。Millは千を意味する。

出典 (株)トライベック・ブランド戦略研究所ブランド用語集について 情報

世界大百科事典(旧版)内のCPMの言及

【PERT】より

…実際には上に述べたような単純なネットワークの解析ばかりでなく,矢線図の要素(たとえば作業の所要日数)に確率概念を導入したもの,あるいは時間的要素に費用データを加えることによって日程,費用の両面から効率的なスケジュールを得ようとするもの,あるいは人員,設備,資金などの各種資源の制約をも考慮した上での有効なスケジュールを求めるものなど数多くの拡張が考えられている。
[CPM]
 PERTが作業全体の工期に注目し,できるだけ効率的な日程計画を作成することを目的としているのに対して,クリティカルパスを対象とする分析手法であるCPM(クリティカルパスメソッドcritical path method)は費用に注目し,できるだけ少ない費用で作業を終了することを目的としている。各作業に対する標準所要日数を単位日数だけ短縮するのに要する費用増加率が与えられた時に,作業全体をある工期以内に終了するのに要する総費用を最小にする日程計画を求めるのが,CPMである。…

※「CPM」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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