精選版 日本国語大辞典 「COD」の意味・読み・例文・類語
シー‐オー‐ディー【COD】
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河川、産業廃水などの汚染の程度を示すもので、ppm単位で表される。化学的酸素要求量chemical oxygen demandの略称。水中の被酸化性物質(主として有機化合物)を強酸化剤で酸化するとき消費される酸化剤の量を酸素の量に換算したものである。日本工業規格(JIS(ジス))の水質試験法では100℃、30分間における過マンガン酸カリウムの消費量を酸素に換算したものをCODと定義している。このほかにも重クロム酸カリウムを酸化剤として用いることもある。第一鉄塩、亜硝酸塩、硫化物などが酸化を受ける。湖沼、海域等で利用目的に応じ、1~8ppmが上限と定められている。
[山崎 昶]
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