CD-R(読み)シーディーアール

IT用語がわかる辞典 「CD-R」の解説

シーディーアール【CD-R】

コンピューターデータ記録に用いられるCD規格ひとつ。有機色素材料の薄膜の記録層にレーザー光を照射してデータを記録する。一度だけ書き込みが可能でデータの消去はできないが、最大記憶容量に達するまでは何度でも追記できる。記憶容量は直径12cmの場合、640MBから700MB。◇「compact disc recordable」の頭文字から。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「CD-R」の解説

CD-R

太陽誘電が開発した書き込み可能なCDの規格。Orange Bookと呼ばれる規格書で定義されている。容量は550MB、650MB、700MBの3種類。データの書き込みにはCD-Rドライブが必要だが、データを書き込んだCD-Rは、CD-ROMドライブやCDプレイヤーで利用できる。データを書き込んだ領域には上書きできず、追記のみが可能である。また、データの消去は可能だが、この場合も消去した領域の再利用はできない。

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パソコンで困ったときに開く本 「CD-R」の解説

CD-R

Rはレコーダブル(記録可能)の頭文字で、書き込み可能なCDのことです。ただし一度書き込んだデータを修正したり、消したりすることはできません。データの書き込み方には、1回の書き込みで作業を完了する方法と、あとから空いている場所にデータを追記できるようにしておく方法の2種類があります。
⇨CD、CD-ROM、CD-R/RWCD-RW

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

カメラマン写真用語辞典 「CD-R」の解説

CD-R

Compact Disk Recordable。書き込みが可能なCDのことで、データCDやオーディオCDを作成することができる。書き込みは一度だけで、内容変更や削除・追加などは一切できない。画像データの保存に使われている。最近のパソコンはこのドライブを標準装備しているものが多い。

出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報

DBM用語辞典 「CD-R」の解説

シーディー・アール【CD-R Compact Disc-Recordable】

コンパクトディスク・リコーダブル。白紙のデジタル・ディスクに内容を書き込む(記録する)ための機器。

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世界大百科事典(旧版)内のCD-Rの言及

【記憶装置】より

…半導体記憶や磁気記憶より歴史が新しく,実用化されたのは1980年以降である。光記憶の媒体としてはこれまで読出し専用のCD-ROMが使われてきたが,98年以降,次第にDVD-ROM,DVD-RAMなどによって置換されようとしている。これらはレーザー光を使用して読み書きする。…

※「CD-R」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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