9全大会(読み)きゅうぜんたいかい

世界大百科事典(旧版)内の9全大会の言及

【中華人民共和国】より

…この運動が,終始,具体的政策論争のなかみを欠き,革命的言辞のみがやたらと幅を利かす一種宗教的精神運動のごとき雰囲気を伴うこととなったのは,運動を指導した毛沢東の抽象性とカリスマ性に起因する。 文革の過程は,69年4月の中共9全大会までと,それ以後76年の毛沢東の死(9月)および〈四人組〉の逮捕(10月)までの二つのサイクルからなる。 第1のサイクルは,紅衛兵の登場,実権派からの奪権,武闘,新しい権力機構としての革命委員会の誕生,などを特徴とする。…

※「9全大会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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