400℃の法則(読み)よんひゃくどしーのほうそく

知恵蔵mini 「400℃の法則」の解説

400℃の法則

東京において、2月以降の毎日の平均気温合計が摂氏400度前後となった頃に、桜(ソメイヨシノ)が開花を迎えるという統計上の傾向のこと。開花までの実際積算温度は、70年代が396度、80年代が404度、90年代が433度、2000年代が416度、10年代(05年まで)が399度で、平均411度。暖冬であったり開花直前に低温となった年は積算気温が多くなり、厳冬で春急に暖かくなった年には積算気温が少なくなる傾向にある。

(2015-3-23)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android