世界大百科事典(旧版)内の3枚玉の言及
【カメラ】より
…(1)トリプレットタイプレンズtriplet type lens イギリスのH.D.テーラーの設計によるもので,1895年特許が公開され,クックレンズとして発売された歴史的に古いものである。3枚玉とも呼ばれ,わずか3群3枚の簡単な構成でありながらバランスのとれた画質が得られるため,今でもしばしば用いられる。中央に凹レンズを置き,凸レンズを間隔をとりながらその前後に置いたもので,像面の平たん性を確保しながら球面収差,コマ収差および色収差などの補正ができる。…
※「3枚玉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」