龍龕手鑑(読み)りゅうがんしゅかん

精選版 日本国語大辞典 「龍龕手鑑」の意味・読み・例文・類語

りゅうがんしゅかん【龍龕手鑑】

中国字書。四巻。遼(契丹)の行均編。九九七年成立。仏典中心に、「説文解字」「玉篇」などからも収集した漢字部首によって分類し、部首の字を平・上・去・入の四声の順に配列したもの。龍龕手鏡。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「龍龕手鑑」の意味・わかりやすい解説

龍龕手鑑
りゅうがんしゅかん
Long-kan shou-jian

中国,遼代に作られた字書。4巻。僧行均の撰。統和 15 (997) 年完成。仏典に出てくる漢字を正しく読むために音韻字義を研究し,約2万 6430字を収録した。

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