精選版 日本国語大辞典 「鼎の沸くが如し」の意味・読み・例文・類語
かなえ【鼎】 の 沸(わ)くが如(ごと)し
かなえの中の湯がわきかえるように、多くの人が騒ぎたてて混乱するさまにいう。蜂の巣をつっついたよう。
※滑稽本・七偏人(1857‐63)二「四辺(あたり)のこん雑は宛然(さながら)鼎(カナヘ)の沸(ワク)がごとし」 〔左思‐蜀都賦〕
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