黴付(読み)かびつけ

精選版 日本国語大辞典 「黴付」の意味・読み・例文・類語

かび‐つけ【黴付】

〘名〙 鰹節(かつおぶし)を作る工程で、節とした鰹を日干しした後、黴を生じさせること。一番黴、二番黴、三番黴とあり、そのつど刷毛(はけ)で摺(す)り落とし、節が乾燥して黴が生じなくなってできあがる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android