黒竜江(読み)コクリュウコウ

デジタル大辞泉 「黒竜江」の意味・読み・例文・類語

こくりゅう‐こう〔‐カウ〕【黒竜江】

アムール川
中国東北地区北端の省。省都ハルビン農業が盛んで、他に木材・毛皮や地下資源を産出する。ヘイロンチアン

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旺文社世界史事典 三訂版 「黒竜江」の解説

黒竜江
こくりゅうこう

アムール川の中国名。外モンゴルに源を発し,中国とシベリアの境を流れ,日本海に注ぐ大河。松花 (スンガリ) 江・ウスリー江をはじめ,大支流をもつ
17世紀にシベリアを経由して東進したロシア人が黒竜江に達し,清との衝突をひき起こしたが,ネルチンスク条約によってロシア側は一時後退した。19世紀,ロシアはアロー戦争による清の弱体化に乗じて再び黒竜江に進出し,アイグン(愛琿)条約北京条約を結んだ。この結果,黒竜江北岸と沿海州地方をロシア領とし,黒竜江・松花江の航行権を得た。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「黒竜江」の意味・わかりやすい解説

黒竜江
こくりゅうこう

ロシア連邦と中国東北地区との国境を流れるアムール川の中国名。中国では「ヘイロンチヤン」と発音する。

[編集部]

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改訂新版 世界大百科事典 「黒竜江」の意味・わかりやすい解説

黒竜江(河川名) (こくりゅうこう)
Hēi lóng jiāng

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百科事典マイペディア 「黒竜江」の意味・わかりやすい解説

黒竜江【こくりゅうこう】

アムール[川]

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「黒竜江」の解説

黒竜江(こくりゅうこう)

アムール川

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「黒竜江」の意味・わかりやすい解説

黒竜江
こくりゅうこう

アムール川」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の黒竜江の言及

【アムール[川]】より

…ロシア連邦,シベリア南東部と中国東北部との国境およびその付近を流れる川。満州語でサハリン・ウラSahalien‐ula,蒙古語でハラムレン,中国語で黒竜江あるいは黒河。北東アジア第1の長流で,全長は4440km,本流のみで2824km。…

※「黒竜江」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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