黒田庄町(読み)くろだしようちよう

日本歴史地名大系 「黒田庄町」の解説

黒田庄町
くろだしようちよう

面積:三五・三四平方キロ

加古川上流域に位置し、古来以来変化なく多可郡に属し、その南東部を占める。東と南は西脇市、北は氷上ひかみ山南さんなん町、西はなか町に接する。町域南部を門柳もんりゆう川が西流し、南流する加古川に合流する。森林・原野の面積が約七三パーセントを占める。農地面積は約一三パーセントで、多可郡では多いほうで、稲作を中心に椎茸栽培・肉牛飼育が行われている。工業は播州織釣針の製造がみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報