黒森山(読み)くろもりやま

日本歴史地名大系 「黒森山」の解説

黒森山
くろもりやま

[現在地名]黒石市南中野 黒森

黒石市街の東方一三キロにある標高六〇六・四メートルの椀を伏せた形の草山で、通称は坊主ぼうず山。孤峰をなし、日本海からもよく見えるので航行道標ともなった(山形郷土物語)。南面山麓に元禄(一六八八―一七〇四)頃にできたとされる黒森集落、近代できたといわれる井戸沢いどさわ集落がある(同書)。南面中腹に浄土宗黒森山浄仙じようせん寺がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android