黄道傾角(読み)こうどうけいかく(英語表記)obliquity of the ecliptic

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「黄道傾角」の意味・わかりやすい解説

黄道傾角
こうどうけいかく
obliquity of the ecliptic

黄道赤道春分点秋分点で交わる天球上の2つの大円で,その両者の間の傾きを黄道傾角または黄道傾斜という。その値は約 23°27′。太陽夏至点冬至点で赤道から 23°27′それぞれ北と南に離れることになる。このほか,太陽を中心とする天球で惑星軌道が黄道となす角を黄道傾斜ということもある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android