黄道傾斜(読み)こうどうけいしゃ(英語表記)obliquity

翻訳|obliquity

精選版 日本国語大辞典 「黄道傾斜」の意味・読み・例文・類語

こうどう‐けいしゃ クヮウダウ‥【黄道傾斜】

〘名〙 天文学で、黄道面赤道面のなす角度。約二三度二六分。季節によって太陽高度に差が生ずるのはこのためである。黄道傾角

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デジタル大辞泉 「黄道傾斜」の意味・読み・例文・類語

こうどう‐けいしゃ〔クワウダウ‐〕【黄道傾斜】

天球上の赤道面黄道面のなす角。約23度26分。

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改訂新版 世界大百科事典 「黄道傾斜」の意味・わかりやすい解説

黄道傾斜 (こうどうけいしゃ)
obliquity

天球上で赤道黄道春分点秋分点で交わっており,赤道面と黄道面との角度が黄道傾斜である。国際天文学連合によって採用されている値は1900年のときに23度27分8.26秒で,1年当り0.46845秒この値が小さくなる。また月の引力による章動のため周期的に変化し,その最大のものは振幅9.2秒で周期は約18.6年である。
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百科事典マイペディア 「黄道傾斜」の意味・わかりやすい解説

黄道傾斜【こうどうけいしゃ】

赤道面と黄道面がなす角度。国際天文学連合が採用している値は2000年のときに23度26分21.448秒。

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