黄牛・牝牛(読み)あめうし

精選版 日本国語大辞典 「黄牛・牝牛」の意味・読み・例文・類語

あめ‐うし【黄牛・牝牛】

〘名〙 (古く「あめうじ」とも)
飴色をした牛。上等な牛とされた。あめまだら。あめだうし。
書紀(720)垂仁二年是歳(北野本訓)「黄牛(アメウシ)田器(たつはもの)を負せて田舎に将往(ゆ)く」
※枕(10C終)四五「月のあかきに、屋形なき車のあひたる。また、さる車にあめうしかけたる」
牝牛(めうし)異称
※文明十一年本下学集(1479‐1505)「牸 アメウシ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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