麻布山内家(読み)あざぶやまうちけ

世界大百科事典(旧版)内の麻布山内家の言及

【土佐藩】より

…中村藩は89年(元禄2)将軍徳川綱吉の怒りに触れて廃藩,幕府領となったのち本藩に返付された。忠義の三男一安は江戸に麻布山内家を興し,子孫は本藩収納米のうちから1万石を分与されて,定府(じようふ)大名の土佐新田藩主となった。土佐藩士の身分は,家老,中老,馬廻(うままわり),小姓組,留守居組,郷士,用人,徒士(かち),足軽,武家奉公人等に分かれ,留守居組以上を上士(じようし),郷士以下を下士(かし)と称したが,のちその中間に白札身分が派生した。…

※「麻布山内家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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