麗らか(読み)ウララカ

デジタル大辞泉 「麗らか」の意味・読み・例文・類語

うら‐らか【麗らか】

[形動][文][ナリ]
空が晴れて、日が柔らかくのどかに照っているさま。「麗らか日和 春》「―や松を離るる鳶の笛/茅舎
声などが晴れ晴れとして楽しそうなさま。「麗らかひばりの声」
心にわだかまりがなく、おっとりしているさま。
「―に言ひ聞かせたらんはおとなしく聞こえなまし」〈徒然・二三四〉
[派生]うららかさ[名]
[類語]晴朗晴れやか晴れ晴れうらうらのどか好天晴天春風駘蕩しゅんぷうたいとう穏やか安らか安穏明るい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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