鹿野下村(読み)かのしもむら

日本歴史地名大系 「鹿野下村」の解説

鹿野下村
かのしもむら

[現在地名]鹿野町大字鹿野下

村内を南流するにしき川流域の山村で、金峰みたけ山の北西麓に位置する。北は鹿野上かのかみ村、東は金峰村、南は徳山藩領大道理おおどうり(現徳山市)、西は鹿野中かのなか村と徳地宰判巣山すやま村に接する。萩藩領で前山代宰判所属。

古くは賀野かの(慶長五年検地帳)賀野村(慶長一五年検地帳)などとよばれる地にあたり、上中下の三村に分離高付されるのは「地下上申」以降である(→鹿野上村

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android