鹿巾(読み)ろくきん

普及版 字通 「鹿巾」の読み・字形・画数・意味

【鹿巾】ろくきん

鹿皮頭巾処士が用いる。〔南史、何点伝〕梁の武、點とり。踐(せんそ)するにんで、手詔してを論じ、賜ふに鹿皮巾等を以てし、(あは)せて之れを召す。點、巾(きんかつ)を以て、引きて林園に入る。~の鬚(ひげ)を(と)りて曰く、乃ち老子を臣にせんと欲するかと。疾と辭して(た)たず。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報