鹿児島 寿蔵(読み)カゴシマ ジュゾウ

20世紀日本人名事典 「鹿児島 寿蔵」の解説

鹿児島 寿蔵
カゴシマ ジュゾウ

大正・昭和期の歌人,人形作家



生年
明治31(1898)年12月10日

没年
昭和57(1982)年8月22日

出生地
福岡県福岡市

学歴〔年〕
福岡高小卒

主な受賞名〔年〕
迢空賞(第2回)〔昭和43年〕「故郷の灯」

経歴
高小卒とともに博多人形づくりに従事したが、人形づくりの材料として楮(こうぞ)、フノリなどを原料とした粘土状の可塑物紙塑”を開発。これを材料に彩色をほどこした“紙塑人形”により、32年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に指定された。アララギ派の長老歌人としても知られ、歌誌「潮汐」(ちょうせき)を主宰宮中歌会始選者もつとめた。歌集は「故郷の灯」(第2回迢空賞)「潮汐」「新冬」「花白波」など多数にのぼる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「鹿児島 寿蔵」の解説

鹿児島 寿蔵 (かごしま じゅぞう)

生年月日:1898年12月10日
大正時代;昭和時代の歌人;人形作家
1982年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android