鹿の袋角(読み)しかのふくろづの

精選版 日本国語大辞典 「鹿の袋角」の意味・読み・例文・類語

しか【鹿】 の 袋角(ふくろづの)

しし(鹿)の袋角《季・夏》
※改正増補多識編(1670頃)五「鹿茸 ロクジャウ 和名 志加乃不久呂豆乃(シカノフクロヅノ)

しし【鹿】 の 袋角(ふくろづの)

春に鹿の角が落ち、夏に出る新しい角でまだ皮をかぶっているもの。しか袋角。しかの若角ししの若角。《季・夏》
※俳諧・犬子集(1633)一七「有とは見えて又なかりけり 長からぬ夏野の鹿の袋角」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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