鶴山八幡宮(読み)つるやまはちまんぐう

日本歴史地名大系 「鶴山八幡宮」の解説

鶴山八幡宮
つるやまはちまんぐう

[現在地名]津山市山北

山北やまきたの西端不知夜いざよい山にあり、祭神は応神天皇・神功皇后・玉依姫命。旧郷社。貞観元年(九七六)山城石清水いわしみず八幡宮の神霊を分祀したと伝える。当初かく山にあったが、森忠政津山城を築くにあたり、慶長一〇年(一六〇五)吉井川南岸の八出やいでのぞき(覗山)に、さらに同一三年城の北西にあたる現在地に遷祀。「作陽誌」に「同一三年城内奇異多、秋八月十四日公夢神告曰、勿祠於他郡、 当旧郡西北之地」とあり、占いにより不知夜山に移築した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「鶴山八幡宮」の解説

鶴山八幡宮

岡山県津山市にある神社。17世紀に建てられた本殿は国の重要文化財に指定されている。

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