鶚鮨(読み)みさごずし

精選版 日本国語大辞典 「鶚鮨」の意味・読み・例文・類語

みさご‐ずし【鶚鮨】

〘名〙 鶚がとってきて、岩陰や岸の砂石などに蓄えて置いた魚に、海水などがかかって、自然に発酵して酢に漬けたような魚肉となったもの。みさごのすし
※俳諧・桜川(1674)夏「生なれや魚木にのほるみさこすし〈野夫〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「鶚鮨」の意味・読み・例文・類語

みさご‐ずし【××鮨】

ミサゴが捕って岩陰などに置いた魚に海水がかかって発酵し、酢に漬けたようになったもの。

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