鵜飼部(読み)ウカイベ

デジタル大辞泉 「鵜飼部」の意味・読み・例文・類語

うかい‐べ〔うかひ‐〕【×鵜飼部】

古代宮内省大膳職に所属した品部しなべを使って魚をとり、朝廷に貢納した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鵜飼部」の意味・読み・例文・類語

うかい‐べ うかひ‥【鵜飼部】

〘名〙 令制で、宮内省の大膳職に属した品部(ともべ)。鵜を使用して魚をとり朝廷に供進した漁民奈良時代には吉野川流域の阿太(あだ)の鵜飼部が著名。〔新撰姓氏録(815)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android