鵜沢寿(読み)うざわ ひさし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鵜沢寿」の解説

鵜沢寿 うざわ-ひさし

1908-1997 大正-平成時代の能楽師小鼓方。
明治41年8月9日生まれ。北村一郎大倉流をまなび,大正10年「翁」脇鼓初舞台。昭和57年人間国宝。平成9年3月30日死去。88歳。千葉県出身。愛宕商業卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の鵜沢寿の言及

【大倉流】より

…能楽協会に20名弱の役者が登録され,東京,大阪を中心に活躍している。流儀に重要無形文化財各個指定(人間国宝)の鵜沢寿がいる。この流儀は調緒(しらべお)(ことに横調べ)をゆるく掛け,打つ指を変えて音色を微妙に変化させる。…

※「鵜沢寿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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