鴉俣村(読み)からすまたむら

日本歴史地名大系 「鴉俣村」の解説

鴉俣村
からすまたむら

[現在地名]新潟市山木戸やまきど・山木戸一―八丁目・中山なかやま一丁目・本馬越もとうまこし一丁目

下木戸しもきど村の西南に位置する。寛永一六年(一六三九)の横越島絵図(青木正昭氏蔵)に当村と山木戸新田がみえ、正保国絵図では当村高一六石余、鴉俣新田高二二〇石余。近世末と思われる横越組絵図(佐々木寛司氏蔵)では東に鴉俣新田・山木戸新田が連なる。寛文七年(一六六七)と思われる御領内見分之書付(貴船家文書)では当村は二一軒・一六九人。天明二年(一七八二)の組立帳(新田彬氏蔵)では山木戸・鴉俣両新田と合せ役石一三三石七斗余、万雑六貫六五八文ほどとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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