鳴門[市](読み)なると

百科事典マイペディア 「鳴門[市]」の意味・わかりやすい解説

鳴門[市]【なると】

徳島県北東部の市。1947年市制。鳴門海峡に面する島田島高島,大毛島を含む。中心市街の撫養(むや)は港町,製塩の中心地として発達。明治中期以降塩業と関連して興った製薬のほか,化学,塩業工場が立地し,鳴門ワカメを特産ダイコンレンコン栽培も盛ん。鳴門観潮の基地高徳線鳴門線が通じ,1985年には淡路島と結ぶ大鳴門橋が完成,本州四国連絡道路神戸・鳴門ルートは1998年完成。135.66km2。6万1513人(2010)。
→関連項目鳴門教育大学撫養塩田

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android