鳴込(読み)なりこむ

精選版 日本国語大辞典 「鳴込」の意味・読み・例文・類語

なり‐こ・む【鳴込】

〘自マ四〙
景気よく大さわぎしながら押し入る。繰り込む。
浮世草子・浮世栄花一代男(1693)一「朱雀の細道先を払ひ、四つ門しめなと鳴込(ナリコミ)
② わめき立ててはいり込む。どなり込む。
※雑俳・柳多留‐四(1769)「囲れのなりこんで来るいろは茶屋

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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