鳳管(読み)ホウカン

デジタル大辞泉 「鳳管」の意味・読み・例文・類語

ほう‐かん〔‐クワン〕【×鳳管】

しょう異称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鳳管」の意味・読み・例文・類語

ほう‐かん ‥クヮン【鳳管】

〘名〙 (中国で、黄帝から楽律をつくるように命ぜられた伶倫が、嶰谷(かいこく)という谷の竹で笙をつくり崑崙山の下で鳳凰の鳴き声をきいて十二律を定めたという「呂氏春秋‐仲夏紀・古楽」「説苑‐脩文」に見える伝説から) 「しょう(笙)」の異称。
権記‐長保二年(1000)二月二六日「于時鸚吻頻飛、鳳管数鳴」 〔鮑照‐登廬山望石門詩〕

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普及版 字通 「鳳管」の読み・字形・画数・意味

【鳳管】ほうかん(くわん)

笙の笛。唐・皇甫春怨〕詩 枝、(宮)を出で 鳳管、昭陽(宮)を發す 借問(しやもん)す、恩を承くる 雙蛾許(いくばく)か長き

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