鳥趾状三角州(読み)ちょうしじょうさんかくす

世界大百科事典(旧版)内の鳥趾状三角州の言及

【三角州】より

… 河川の搬出土砂量が多く,海や湖の沿岸流や波食作用などの諸作用が相対的に小さい場合には,枝分れした河道に沿って自然堤防が延長し,あたかも鳥の趾(あし)のような平面形を示す。このような三角州は鳥趾状三角州とよばれ,ミシシッピ川下流部に典型的なものが認められる。また二つ以上の自然堤防状突出部の間が埋積されて陸化すると,海岸線は河口を連ねた円弧状となる。…

※「鳥趾状三角州」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」