精選版 日本国語大辞典 「鰺刺」の意味・読み・例文・類語
あじ‐さし あぢ‥【鰺刺】
〘名〙
② カモメ科の鳥。カモメより小形で全長約三五センチメートル。全体に白く、背がやや青灰色をおび、頭とくちばしは黒色。太平洋に広く分布。北方で繁殖し、日本には春と秋に訪れる旅鳥で、内湾とくに大阪湾以西で多く見られる。数百の群れをなして飛び、海上の小魚を細長いくちばしですばやく捕えて食べる。《季・夏》〔俚言集覧(1797頃)〕
③ 「こあじさし(小鰺刺)」の通称。
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