鰓書(読み)エラショ

デジタル大辞泉 「鰓書」の意味・読み・例文・類語

えら‐しょ【×鰓書】

書鰓しょさい

さい‐しょ【×鰓書】

書鰓

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の鰓書の言及

【カブトガニ(兜蟹∥甲蟹∥鱟魚)】より

…6対の葉状の腹肢のうち,第1腹肢は左右が融合して1枚となり,後方の全腹肢を覆うので蓋板(がいばん)と呼ばれ,その基部背面に1対の生殖孔が開いている。残りの5対の腹肢は2枝型の遊泳脚となっているが,その外肢後面に薄い板を多数重ねた呼吸器があり,この呼吸器官は鰓書(さいしよ)と呼ばれ,クモ類の書肺に構造がよく似ている。体は甲殻類にも似ているが,2対の触角も大あごもない。…

【書肺】より

…ふつうのクモのほか,サソリ(4対),サソリモドキ(2対),ウデムシ(2対),ヤイトムシ(1対)なども書肺をもっている。カブトガニの鰓書(さいしよ)gill‐bookと相同と考えられている。【八木沼 健夫】。…

※「鰓書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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