(読み)サワラ

デジタル大辞泉 「鰆」の意味・読み・例文・類語

さわら〔さはら〕【×鰆】

サバ科の海水魚全長約1メートル。体は細長い紡錘形で、背面は淡灰青色、腹面銀白色沿岸に広く分布。冬から春にかけて特に美味。 春》一匹の―を以てもてなさん/虚子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鰆」の意味・読み・例文・類語

さわら さはら【鰆】

〘名〙 サバ科の海産魚。全長一メートルに達する。体は側扁し、細長い。背方は灰褐色の地に青褐色の斑点が散在し、腹方は灰白色。日本各地の沿岸に分布し、特に瀬戸内海に多い。肉は白く、冬季にとれるものは「寒ザワラ」と呼ばれ、特に美味。幼魚をさごしと呼ぶ。《季・春》 〔色葉字類抄(1177‐81)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「鰆」の解説

鰆 (サワラ)

学名Scomberomorus niphonius
動物。サバ科の海水魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android