鯔の臍(読み)いなのへそ

精選版 日本国語大辞典 「鯔の臍」の意味・読み・例文・類語

いな【鯔】 の 臍(へそ)

① (形が似ているところから) 算盤(そろばん)
※俳諧・風月集(1776)冬「夷講九々の火鉢やいなの臍」
陰核異称。また、子宮をいう語。
※雑俳・柳多留‐八七(1825)「何やらの手ざわりに似たいなの臍」

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