鮟鱇鍋(読み)アンコウナベ

デジタル大辞泉 「鮟鱇鍋」の意味・読み・例文・類語

あんこう‐なべ〔アンカウ‐〕【××鱇鍋】

鮟鱇の身・肝などに焼き豆腐シイタケなどを加え、だしで煮た料理 冬》「―はしもぐらぐら煮ゆるなり/虚子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鮟鱇鍋」の意味・読み・例文・類語

あんこう‐なべ アンカウ‥【鮟鱇鍋】

〘名〙 アンコウの肉・皮・臓物をいっしょに鍋に入れ、焼き豆腐・ネギ・ウドなどに割醤油(わりしたじ)を加えて煮た料理。《季・冬》
※寄笑新聞(1875)〈梅亭金鵞六号城中より打出したのが牛鍋しゃも鍋どぜうなべ鮟鱇(アンコウ)なべに寄せなべなどと云ふので」

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日本の郷土料理がわかる辞典 「鮟鱇鍋」の解説

あんこうなべ【鮟鱇鍋】


茨城郷土料理で、あんこうの身や内臓などを霜降りにし、野菜・豆腐・しらたきなどとともに、みそまたはしょうゆ仕立てのだし汁で煮る鍋料理

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