(読み)はまち

精選版 日本国語大辞典 「魬」の意味・読み・例文・類語

はまち【魬】

〘名〙 ブリ幼魚。全長二〇~四〇センチメートル。対象となる大きさは地方によって異なる。主に、大阪近辺での呼称であったが、養殖発展により、養殖ブリをこう呼ぶようになった。《季・夏》 〔運歩色葉(1548)〕

はり‐まち【魬】

〘名〙 魚「はまち(魬)」の異名。〔十巻本和名抄(934頃)〕

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デジタル大辞泉 「魬」の意味・読み・例文・類語

はまち【×魬】

関西地方で)ブリ若魚。全長20~40センチのものをいう。関東では大きさに関係なくブリの養殖ものをいう。 夏》出世魚

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動植物名よみかた辞典 普及版 「魬」の解説

魬 (ハマチ)

動物。アジ科の海水魚。ブリの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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