魚鼈(読み)ぎょべつ

精選版 日本国語大辞典 「魚鼈」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐べつ【魚鼈】

〘名〙 魚と鼈(すっぽん)魚類とかめ類。水産動物総称
聖徳太子伝暦(917頃か)下「溝涜池川魚鼈咸自死爛」 〔書経‐伊訓〕

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デジタル大辞泉 「魚鼈」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐べつ【魚×鼈】

魚とスッポン。また、水産動物の総称。
草木を生ずる事なく、―を育すべき道なし」〈風来六部集・放屁論後編〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「魚鼈」の読み・字形・画数・意味

【魚鼈】ぎよべつ

魚とすっぽん。〔孟子、梁恵王上〕數罟(そくこ)(目の密な網)池(をち)に入らずんば、魚鼈(あ)げてらふべからず。

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