魚網・漁網(読み)ぎょもう

精選版 日本国語大辞典 「魚網・漁網」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐もう ‥マウ【魚網・漁網】

〘名〙
魚類などを獲るための網。形状は大別すると刺網(さしあみ)定置網(ていちあみ)敷網(しきあみ)、引網(ひきあみ)巻網(まきあみ)類で、その他に掩網(おぶせあみ)、張網(はりあみ)建干網(たてぼしあみ)、網魞(あみえり)類などがある。
太平記(14C後)二〇「蛟龍は常に保深淵之中、若遊浅渚漁網(キョマウ)釣者之愁と、云り」 〔詩経‐邶風・新台〕
② 紙の異称。〔文明本節用集(室町中)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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