魚住為楽(初代)(読み)うおずみ いらく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「魚住為楽(初代)」の解説

魚住為楽(初代) うおずみ-いらく

1886-1964 昭和時代の鋳金家。
明治19年12月20日生まれ。仏具製作をする一方,鈴(りん)などの鳴物(なりもの)鋳造研究。のち独学で銅鑼(どら)作りをはじめる。昭和11年第1回帝展に出品し,以後銅鑼の制作専念。30年人間国宝。昭和39年7月15日死去。77歳。石川県出身。本名は安太郎。代表作に「雲ノ井」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android