魔法数(原子)(読み)まほうすう

百科事典マイペディア 「魔法数(原子)」の意味・わかりやすい解説

魔法数(原子)【まほうすう】

陽子または中性子の数が2,8,20,28,50,82,126である原子核は特別に安定で,自然界にも多種多数存在する。これらの数を魔法数という。1933年W.エルザッサーが発見,1949年M.G.メーヤー,J.H.D.イェンゼンらの殻模型原子核模型)により理論的に説明された。

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