魑魅・霊(読み)すだま

精選版 日本国語大辞典 「魑魅・霊」の意味・読み・例文・類語

す‐だま【魑魅・霊】

〘名〙 (「すたま」とも)
① (魑魅) 山林木石などに宿っているとされる精霊。ちみ。〔十巻本和名抄(934頃)〕
白羊宮(1906)〈薄田泣菫〉魂の常井「林精(スダマ)は水錆江に羽ぞ浸す」
② 人の霊魂。〔十巻本和名抄(934頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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