鬱気(読み)うっき

精選版 日本国語大辞典 「鬱気」の意味・読み・例文・類語

うっ‐き【鬱気】

〘名〙 こもりふさがっている気。また、気のつまること。心がはればれしないこと。
御伽草子・福富長者物語(室町末)「この間は、うつきにて、学文もおこたりおはしつるに」
浄瑠璃伽羅先代萩(1785)八「花に心を移し居れば、うっ気もせず」

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デジタル大辞泉 「鬱気」の意味・読み・例文・類語

うっ‐き【鬱気】

気のふさぐこと。心の晴れ晴れしないこと。気鬱。「鬱気を払う」
[類語]憂鬱憂愁沈鬱メランコリー気鬱気塞ぎ鬱鬱陰鬱暗鬱鬱屈鬱結鬱悶鬱積抑鬱憂さ鬱陶しい

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