髦俊(読み)ぼうしゅん

精選版 日本国語大辞典 「髦俊」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐しゅん【髦俊】

〘名〙 (「髦」は髪の中で太くて長いものの意。転じて、ぬきんでること) 衆にぬきんでた人。
※本朝文粋(1060頃)五・為一条左大臣辞右大臣第一表〈菅原文時〉「騶使一通。髦俊自至」 〔漢書‐叙伝下〕

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普及版 字通 「髦俊」の読み・字形・画数・意味

【髦俊】ぼう(ばう)しゆん

俊秀。〔三国志、蜀、郤正伝〕(釈)方今、士山積し、髦俊群をす。介(りんかい)のに潛(ひそ)み、毛林(とうりん)(楚の北境にある広大な林)に集まるがごとし。

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