高遣戸(読み)たかやりど

精選版 日本国語大辞典 「高遣戸」の意味・読み・例文・類語

たか‐やりど【高遣戸】

〘名〙
① 高い場所に設けた引戸
御湯殿上日記‐長享元年(1487)一〇月二〇日「たかやりとのとをりへまいりて」
清涼殿の南渡殿、後涼殿の南庇にある引戸。
※胡琴教録(13C初)下「予すなはち衣冠を着て、酉時ばかり殿上口のたかやりどのもとに参りて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報