高縄（読み）たかなわ

精選版日本国語大辞典「高縄」の意味・読み・例文・類語

〘名〙

① 縄を高く張ること。また、その縄。

※浮世草子・本朝桜陰比事（1689）二「今日の中に高縄(ナハ)引て其蔵を切入べし」

② 鳥を捕えるために縄に黐(もち)をつけて高いところに張っておくもの。

※謡曲・善知鳥（1465頃）「身の苦しさも悲しさも、忘れ草の追ひ鳥、高縄をさし引く潮の」

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鳥を捕らえるために、縄に黐もちをつけて高く張っておくもの。

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