高畠(読み)タカバタケ

デジタル大辞泉 「高畠」の意味・読み・例文・類語

たかばたけ【高畠】

姓氏の一。
[補説]「高畠」姓の人物
高畠華宵たかばたけかしょう
高畠達四郎たかばたけたつしろう
高畠素之たかばたけもとゆき

たかはた【高畠】

山形県南東部、東置賜ひがしおきたま郡の地名中世伊達だて氏の城下町近世天領となった。洋ナシなどの産地

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改訂新版 世界大百科事典 「高畠」の意味・わかりやすい解説

高畠[町] (たかはた)

山形県南東端,東置賜(ひがしおきたま)郡の町。人口2万5025(2010)。米沢盆地東部にあり,東は宮城・福島両県と接し,西端には最上川の支流鬼面川が流れる。古くから開かれた地で,町内には多くの縄文時代の洞窟遺跡があり,日向洞窟,大立洞窟,一の沢洞窟,火箱岩洞窟は史跡に指定されている。平安時代中期には屋代荘が成立,近世には伊達氏の城下町から上杉領を経て寛文年間(1661-73)に天領となる。1767年(明和4)には織田氏が移封され,高畠藩2万3000石の城下町となるが,天保年間(1830-44)に織田氏は天童に移った。農業が主産業で,セイヨウナシブドウバターの生産が盛ん。JR奥羽本線,山形新幹線が通じる。
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