高畝(読み)タカウネ

デジタル大辞泉 「高畝」の意味・読み・例文・類語

たか‐うね【高畝】

地平面から15センチくらい高く盛りあげた畝。排水通気がよいので、水分の多い土地や乾燥を好む作物栽培時に用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「高畝」の意味・読み・例文・類語

たか‐うね【高畝】

〘名〙 地平面からの高さ一五センチメートル以上の畝。排水がよく、空気に接する面積が広く通気がよいので、湿田裏作降水量の多い土地、排水の悪い土地、あるいはサツマイモ等土壌空気を多く必要とする作物の栽培にみられる。

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世界大百科事典(旧版)内の高畝の言及

【畝】より

…筋まきや筋植えをする植物を作付けるために,圃場(ほじよう)を耕起・砕土したのちにまき溝(作条)をつくるが,その作付けをする場所を畝という。畝には畑面をきって溝と溝の間を高く盛り上げる高畝(通常,畝の高さが地表面から15cm以上にもなる),畑面とほとんど高さを同じくする平畝,およびこの中間の畝がある。高畝の形状はいろいろで,丸形,角形,かまぼこ形などで形容できる。…

※「高畝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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